大坂なおみさん全豪制覇
グランドスラム4度目の優勝です
全米2回
全豪2回
すばらしい成績です
そして、世間ではその強さと並んで「相手への気遣い」「マイノリティーや社会的弱者への心遣い」が注目されています
今回の対戦相手へも・・
準決勝の対戦相手セリーナ・ウイリアムズが会見途中で退席するほどショックをうけていたことに対して「(セリーナは)コートの内外ですばらしい選手」とたたえれば、決勝の相手ブレイディへは「あなたのお母さんも友人も誇りに思っている」と思いやっている
23歳の女性がこれだけしっかりした考えと思いやりができることに頭が下がるばかりです
日本の国籍を選んで
大坂なおみさんは22歳を迎えるにあたって「日本国籍」を選択しました
日本人として「ありがとう」と心から言いたい
アメリカでの生活が人生の大半を占める大坂さん
言葉も英語
知り合いも米国人
でも、母親とそのご両親は日本人
そんなことも日本国籍選択の背景にあるのかもしれない
日本国籍を選択したからこそ
日本人初のグランドスラム制覇や4回目の優勝ということができる
そして東京オリンピックへの期待
東京オリンピックといえば
残念な森組織委員会会長の辞任
・・女性蔑視発言
大坂さんは「少し無知な発言」と発した
橋本聖子新会長が決まると「女性にとっての障壁が壊されるのはとてもいいこと」と歓迎した
人種差別に抗議して黒人被害者名の入ったマスクを着用して試合会場に入った昨年の全米オープンは記憶に新しい
他にも女児のスポーツ参加率を上げるプログラムにも参加しているという
トップアスリートとして
自身の考えが世間に影響することを意識しての発言
それはトップアスリートであることが条件となる
トップアスリートでありつづけることの苦労や努力は常人の考えでは及ばないであろう
本当に感銘を受けるばかりです
どこかのお偉いさんは
森元会長の女性蔑視発言やそれに追い打ちをかけるような二階幹事長の発言
日本の政治家はインタビューの際の話し方が上から目線になる
インタビューは記者がしているのだが、それは国民を代弁しての質問
国民に対して「・・・だな」とか「あんたはどう思っているんだ」と話していることになる
最近の政治家はそんな上から目線の話し方をする人は減ってきている
それは政治家みずからがSNSを発信したり、見たりして国民と近い位置に自ら立とうとする意識の表れかと私なりに思う
政治の世界で力のある人は、自分の選挙区に入らずとも選挙で勝ち続けたり、政界を引退しても強い権限を持つというのはいかがなものかと感じるのでした
どうか大坂なおみさんを見習っていただき、謙虚な姿勢で本当に国民から信頼される政治家であってもらいたい
最後に、大坂なおみさん本当にありがとうございます