壮大なテーマ?
NHK朝ドラを楽しんでいます
今回の舞台は現代
ということで、当然のように東日本大震災がテーマのひとつになっています
震災そのものというより、震災が与えた「心」への影響を描いているように思います
主人公の家は、気仙沼の猿島(架空の島)でカキ養殖を営んでいます
漁業は祖父が営んでいて、父は銀行員
この漁業と会社勤めという二人の関係もテーマに関係しているようです
「心」の影響は主人公にも・・
高校の合格発表のため、島を離れて仙台市内で被災
しかし主人公は津波を見ていない
これが「心」へ影響を与えています
家族も同級生も津波被害にあい、特に妹は津波そのものが強い「心の傷」になっている
主人公は、その恐怖や辛さを共感できていないのではないかという「心の傷」に
震災の与えた「心」への影響は、この物語を通してテーマのひとつとなっていくのでしょう
山の視点
津波被害は「海の視点」
もうひとつ「山の視点」があります
山で「木」の大切さを学びます
特に山は海と深い繋がりがあるということを学びます
祖父はその深いつながりを知っていて、主人公が山に行くことを勧めたようにも思えます
山で出会った「気象」
森林組合で山と海の深い繋がりを知った主人公ですが、そこで更に「気象」の重要性を知ることになります
気象は、山にも海にも大切な情報を与える
その情報は「予測」できる
ということが主人公の心に強く衝撃を与えます
そして、多くの人たちの協力を得て「気象予報士試験」に挑戦し、合格します
上京して気象の仕事に
震災が主人公に与えた「心」の傷は、「人のためになりたい」という具体的な思いになっていったようです
それが気象予報士になって気象の仕事に携わる決心をさせたのでしょう
現在、東京の気象会社で精一杯働く主人公
今後の物語の展開が楽しみです
ドラマ中に出てくるキャラクター「コサメちゃん」と「傘イルカくん」を操る主人公
来週から中継キャスターを務めることになった主人公
どうなるのか楽しみです