人事院勧告・・当然?
人事院が国家公務員の「期末・勤勉手当(ボーナス)」を▲0.05か月の勧告を出したそうです
民間レベルを反映してのことです
民間は新型コロナウイルスの影響をある程度受けており、それを公務員にも反映させるということは当然のことです・・
・・が、私はちょっと違います
新型コロナウイルス関係の仕事で厚生労働省の職員は例年より何割も忙しかったのでは?
それに見合った超過勤務手当(残業代)は支給されたのでしょうか?
超過勤務手当が支給されたのであれば、何も言うことはありません
しかし、一般的に国家公務員の人件費は予算で決まっており、実際の残業時間に見合った超過勤務手当が支給されていない場合があるのではないでしょうか
現在はどうなのかはわかりませんが、むかしは実際の残業時間の何割程度の支給でした
霞が関は今も深夜まで明かりが消えることはありません
期末・勤勉手当だけであれば、今回の勧告は国民感情を考えると当然・・あるいは物足りないものかもしれません
しかし、昨日のブログで書いた『教師への夢』と同様、国家公務員を希望する学生は減っています
民間企業の業績回復
経済好調のため安定志向の減少
給与
仕事量
責任
などへの不安等があると思われます
優秀な人材がより良い国を作るのであれば・・
優秀な人材が集まる魅力ある仕事
正しい人事評価
実績に見合った給与
等が実現できる仕組みを今以上に作る必要があるのではないでしょうか