新聞営業ハンドブック

新聞営業ハンドブック2020を公開します!

発見!80歳過ぎてもまだまだ勉強

日記をちらっと拝見

 母の日記です。「夕食後」「朝食後」とあるのは服薬後の薬袋です。日記を書くことで薬の飲み忘れ防止にもなっています。写真のようにこのページに貼ってある新聞記事は1つです。スクラップブックではないので、母が気になった記事のみを切り抜いて貼っているので数は多くはありません。母曰く「この年齢になっても知らないことが沢山ある。特にカタカナ表現の新しい言葉はまったくわからない。新聞に解説があるととても助かる。」とのこと。新聞には『思いもよらぬ新たな発見!』があることが魅力のひとつです。

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 私の場合、新聞は最終面から逆に1面まで遡って開いていきます。ラテ欄(番組表)は見ないで「社会面」からスタートして「生活面」「スポーツ面」「地域面」「文化面」「国際面」「経済面」「総合面」と目を通します。もちろん曜日や季節、銘柄によって掲載面や順番は異なります。この時、見出しを見ながら今自分に必要な記事なのかそうではないのかを無意識に判断しながらページをめくっています。少し意味は違いますがメディアリテラシーのひとつだと思います。「これは必要だ」と思ったら記事を読み進めます。そのうえで大切な情報であれば切り抜いてスクラップするあるいはPCにデータとして残すというのが最良でしょう。現代はPCでいつでも調べることができるので、検索ワードとして残しておく程度でも良いと思います。80歳代の母も「自分に必要な記事」を切り抜いているのですから同じことをしているのです。

 新聞から自分が必要とする「仕事」「学習」「生活」「趣味」等の記事を探すのではなく、毎日届く紙の新聞に目を通すことで、「あれ?この記事って「仕事」に役立つのでは?」や「あれ?この記事って「趣味」に役立つのでは?」というように思いがけない発見があるのです。ここがインターネット情報と紙の新聞の最も違う特徴のひとつと言えます。インターネット情報はとても大切です。私も一日に何十回もネット検索をしながら仕事をしていました。ピンポイントで情報収集するにはネット情報が早く入手できて便利です。(ただし情報の真贋を見極めるメディアリテラシー能力が必要です)ということは、インターネット情報と紙の新聞は別の情報源と考えて両方を活用していくことが最善ではないかと私は考えます。

 母は、新しい言葉を覚えたいと思ったら‥

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     紙に書いて、毎日目にする自分の部屋のドアに貼っておきます。