新聞営業ハンドブック

新聞営業ハンドブック2020を公開します!

人生の歩みをちょっとだけ!

Uターン組です。

おバカな少年東京に行く

 私は、おばかな少年Aとして地方都市で育ちました

 どちらかといえば「相当バカ」です

 将来のことをまじめに考える少年ではありませんでした

 高校進学も 工業高校を希望も ⇒ 担任に勧められ普通科

 大学進学は 美大希望 ⇒ 今からでは間に合わないと言われ ⇒ やめた

 親からとりあえず公務員試験を受けなさい ⇒ 嫌だ ⇒ でも度胸試しで一応受験

 体育の授業で骨折 ⇒ 松葉杖 ⇒ 幼馴染に付き添ってもらい公務員試験受験

 何故か合格 ⇒ 美大諦め夜学法学部を受験 ⇒ なんとか引っかかる

 霞が関の本省に入省? 何故?私が?運が良かった?

 おばかな少年Aは砂が水を吸い込むように ⇒ 日々上司の厳しい指導・訓練から一般常識を学んでいく

 その後阪神淡路大震災対応などを通じ公務員としてのやりがいと使命感を強く感じる

(震災発生当日から約3か月間は、土日祝日なし 深夜まで働いて早朝帰宅し着替えてすぐに出勤という毎日 でもまったく苦にならず 私だけではなく全員そうでした ⇒ 今の新型コロナウイルス対応の保健所などの公務員や病院関係者等のみなさんも同じ心境だと思います = 心から応援いたします)

 霞が関一筋でしたが、私は長男。40歳手前で郷里へUターンすることに

 なんの悔いもありませんでした。十分やりきったという思いか‥

 しかし、故郷では仕事がなかなか見つかりません。自営で飲食店経営、行政書士、アルバイトといいろいろと経験した後‥ 

 縁あって新聞販売業務に携わりました

 私にとって新聞は『生活の必需品』『日本の家庭すべてが購読している』と思っていました。

 さにあらず。すでにバブルがはじけて数年が経っていました。新聞は家計の節約項目のトップ上位になっていたようです。

 新聞営業の暗黒時代になっていました。

                ~ここでコーヒーブレイク~

f:id:shinbun-kenkyuujo:20200608193121j:plain


 昨日紹介した私が描いた猫ちゃんの絵は他にもあります。そうですワンちゃんも‥

        

f:id:shinbun-kenkyuujo:20200608193748j:plain

 こちらも水彩絵の具のため水に弱い! 上記猫ちゃんも絵の具が剥げています。

 

業界を斜めに見る

新鮮な目が未来をきりひらく‥かも?

 40歳を過ぎてはじめての営業職

 なかなか成果は出ません。当然です。セールスのいろはもわからないのだから‥

 当時の新聞営業といえば‥

 他業界では考えられないような営業を行っていました。商品である「新聞」そのものの売りどころを説明できる営業マン(レディー)はほとんどいませんでした。

 8~9割がお願いベースなのです。営業マンの顔 つまりお客様との信頼関係だけで営業していたのです。それ自体決して悪いことではありませんが、自分が扱っている商品である新聞の良いところつまりセールスポイントを「知らない」「説明できない」のです。

 「おかしい」と思い取り扱っている新聞だけではなく、他の銘柄も購読してそれぞれの長所・短所を調査しました。⇒(詳細については機会がありましたら紹介します)いろいろな角度から新聞の長所・短所を調べ、お客様に紹介できるところを抽出。業界目線ではなく客観的に商品(新聞)を冷静に見てみました。

 先輩諸氏から見ると異端児だったと思います。いままでの営業方法を否定しているようなものなのですから。でも、もともとおばかな少年Aです。そんなことにはくじけません。いままでの営業方法を斜めに見て、今までの信頼関係に頼った営業を否定するように新聞そのものを、新聞の良いところを、役立つところを、お客様のためになることをお勧めするのが一番と考えました。

 

 営業方法そのものは今までと変わりません。お客様と面談して、新聞の長所を伝えるという営業です。その長所を具体的に説明できることが重要なのです。昨日、新聞を就活に役立てる方法を紹介しましたが、具体的に新聞情報がお客様のどのような場面にどのように役立つのかということをお伝えする営業です。自動車の営業マンが新車の新機能を説明する等売りどころを強調したり、他社の同等レベルの車より優れているところを売込むということと全く同じことです。つまり、それが新聞業界ではできていなかったのです。

 

 少し業界批判になってしまいました。続きはいずれまた‥

 

                 to be continued