大坂なおみ選手も
警官が黒人男性を銃撃した事件に米国スポーツ界では、抗議の行動が広がっています
上記の新聞では、1面で大坂選手が参加している大会の準決勝を勝利した後、棄権することを明かしたことを伝えています
この銃撃事件に対して、野球のメジャーリーグやバスケットボールなどのリーグで試合の延期による抗議行動や選手から抗議の声があがっています
そして、関連記事が2面、7面、22面で掲載されていることも伝えています
2面総合面
スポーツ関係の記事が総合面に掲載されることはめずらしいでしょう
今回は、東京オリンピックへ日本から出場が期待される大坂なおみ選手の棄権という抗議行動から、米国の人種差別を広く紹介しています
日本人が自分には関係が無いと思いがちのテーマを大坂なおみ選手の抗議行動から、人種差別という歴史や奥の深さ、問題などを私たちに伝えています
国際面では
国際面では、スポーツ選手の抗議行動とは別に粛々と今回の黒人男性銃撃事件の経過を記事にしています
抗議デモが暴徒かしていることや白人の少年が抗議デモをする人に向けて発砲して死者が出た事件を伝えています
まさに、白人と黒人の思いが違っていることが浮き彫りにされています これが現実だということを思い知らされます
スポーツ面
スポーツ面では、この事件に対するスポーツ界の抗議行動などを詳しく記事にしています
もちろん大坂なおみ選手の動向はここで詳細に書かれています
日本人として考えたいこと
今回、日本にゆかりの深い大坂なおみ選手の抗議行動が新聞記事で詳しく紹介され、米国の人種差別の奥深い問題点にスポットがあてられたことで、私たち日本人も人種差別という問題を考えるきっかけができたと感じました
これから、高齢化が益々進む日本は、今後外国人労働者に頼らざるを得ないことは間違いないでしょう
そうなった時、人種差別は起こらないと言えるでしょうか
日本人は、欧米人とアジア人、アフリカ系の人と比較することはないでしょうか
みんな平等に考える力が備わっているのでしょうか
今回のことがひとつのきっかけなって、私たち一人ひとりが考えていかなければならないと感じました
タイガース監督編