文科省方針
教員の業務量が多いことは、もう何年前から問題となっています
教員数の増員等文科省は様々な方針を出しています
部活指導も前から言われてきました
教師が担う指導とともに負う責任は大きな負担となっていることでしょう
しかし、部活の果たしている役割を考えると一蓮托生に「部活の廃止」や「限定的な実施」などという方向での改正は考えられないでしょう
現在通りに部活を行っていくか否かは別にして、部活を続けていくことを前提に考えると上記記事の文科省の方針は理解できることと思います
日本の場合、運動、文化問わず「大会」を頂点と位置づけ、それを目指して部活を行っている場合が多いと思います
その目標に向かって練習に励む・・・そのこと自体は理解できます
アメリカには高校野球の全国大会が無いと聞いたことがあります だからといって大会が行われていないかというとそうではありません
学校対抗や地域での交流戦など盛んに行われていて、その学校間の対抗心は日本以上に熱を帯びているように思います
メジャーリーグやNBA、NFLなど世界トップレベルのプロスポーツの裾野を担う学生スポーツは、アメリカでも盛んに行われているのです
日本も野球の「甲子園」やラグビー「花園」、サッカー「国立競技場」のように頂点ありきのスポーツ部や文化部の考え方を今一度冷静に見つめることも必要なのかもしれません
新型コロナウイルスによる夏の甲子園中止やインターハイ中止という今回の事態を受けて、「来年こそは実施できるように」とだけ考えず、「開始時期」「開催場所」「開催方法」など、これからのあり方も考える必要があるのではないでしょうか
考えた結果、今まで通りで良いということであれば、それはそれで構わないのではないでしょうか
ただし、歴史ある大会を廃止することは難しいとは思いますが・・
教師の負担と意見、保護者の考え
新型コロナウイルスは、学校行事にまでも影響を与えています
今年は新型コロナウイルス感染ということで、卒業式や入学式などの特別な行事も異例の対応を取らざるを得ませんでした
上記記事によれば、教師のなかにもいろいろな意見があるようです
もちろん教師の業務負担を考えての意見もあります
しかし、面白かったのは教師は「子供のころから学校が好きで先生のいうとおりにしてきた だから自分も同じことを教え子にさせてしまいがち」という意見です
保護者の意見を聞きつつ、必要な行事を必要な形で必要な規模で行うことが大切なのかもしれません
もちろん、こどもたちの思いが一番大切だと思います
タイガース ピッチャー編 №2