新聞社が受験世帯へ
新聞社が受験を控えた高校生・中学生がいるひとり親世帯へ新聞を無料で届けるという記事が掲載されました
民間企業である新聞社が行うすばらしい取り組みではないでしょうか
新聞の営業をしていると「経済的理由」で購読に至らない場合が大変多いのです
受験に限らず「新聞は必要」と思っていても「経済的理由」で購読できないのであれば、今回の取り組みはそんなご家庭を助けることでしょう
何年か前、フランスのサルコジ大統領が国の予算で新聞を無料提供したことがありました
18歳の国民に1年間配布
理由は若者の活字離れ対策もあるようですが、一番の理由は経営が悪化していた新聞社救済です
あわせて新聞社には経営改善を求めています
日本とフランスの事情は異なりますし、新聞の宅配率も違います
外国の場合は、駅売り等が大半です 当時のフランスの宅配率は1割
きっかけとなれば
今回の取り組みはすばらしいこと・・と言いましたが
本当に「新聞」を望む家庭はどのくらいあるのでしょうか
新聞を読みなれていない家庭で新聞が読まれるのでしょうか
活字離れや家庭での新聞購読率が低下してから10年~20年経ちます
親御さんも新聞を読む習慣が無いのではないでしょうか
そのような家庭で新聞が必要とされるでしょうか
受験や就職のために役立つのではなく生活や仕事、自分の知識を高めるための手段の一つとして「新聞」があるのではないかと私は考えます
でも、新聞を読むきっかけのひとつとして今回の取り組みが役立つことを期待します